
身近な薬や健康食品を通して
「人」をつなぐ架け橋
商品をドラッグストアなどの小売店に卸すだけでなく、商品情報の伝達や売り場づくりの提案、市場の流行といった情報も提供しています。私が取り扱っているのは、風邪薬や頭痛薬等のOTCに加え、健康食品といった私たち消費者に身近なものです。メーカーと小売店の間に立ち、両者それぞれの要望に耳を傾けて交渉する、落としどころを見つけるのがこの仕事の難しいところですが、それをうまくまとめ上げられたときには大きな達成感が得られます。
小売店への提案が採用され、実際に商品が店頭に並んだときは「お得意様だけでなく消費者にも貢献できた」と感じ、それがやりがいにもなっています。また、新商品発売の際は、その強みや魅力が十分伝わるようメーカーと協力しながら什器づくりに関わったりもします。さらに、その商品の訴求ポイントを店舗スタッフに説明するのですが、そこで強く意識しているのは、いち消費者としての視点です。例えば、効果や摂取量、タイミングなど、店頭を訪れたお客様が素朴に疑問に思うことをわかりやすく伝えていただけるよう工夫しています。
自身の仕事に責任と楽しみを
卸売業は社外の人とのつながりが非常に多く、そこから学びを得られるのが特徴です。メーカーの方から商品説明を聞いたとき、「わかりやすい」と感じた話し方などは参考にして、自分の仕事に活かしています。常に「知る」ことができるこの環境は好奇心の強い私に最適で、またとない成長の場を得たと実感しています。
また、業務スケジュールを自分で決められるところも私の性格にとても合っています。仕事中は仕事に集中し、休むときにはしっかり休むというのが私のスタイルなのですが、有給休暇も積極的に取るよう推奨されていますし、テレワークも活用しながら、メリハリのある働き方ができています。仮にお得意様のご事情に合わせて休日出勤をしたとしても、しっかりと振替休日を取れますし、担当先によって多く発生する出張も、土地ごとの美味しいものを楽しめる、この仕事ならではの特権と感じています。また、当社では全国のお得意様を招いて展示会を開催するのですが、こうした日常と異なるシーンでの仕事もとても良い刺激となっています。

人をつなぎ、健康へと導く
担い手の一人として
最近では新入社員のOJTトレーナーに指名され、仕事に慣れたからこそ気にならなくなってしまった「なぜ」という小さな疑問に、あらためて気づかされる機会が増えました。他業界からのチャレンジを考えている方も、ふと感じた疑問があれば、入社後、遠慮なく私たちにぶつけてみてください。その視点には、私たちがより良いMS職へ進化する大きな鍵が隠されているかもしれません。貴重な気づきを得て共に成長できれば、これほどうれしいことはありません。
メーカーと小売店をつなぎ、その先にいる消費者の毎日の健康を考える。それがMS職であり、この仕事なりの社会貢献の形だと思います。誇りをもって仕事に向き合い、できるだけ多くの人の役に立つことが私の今の目標です。多くの人の健康に貢献できるこの仕事に関心をもったなら、「あなたなり」の目標を掲げて共に頑張っていきましょう。

転職理由と
入社の決め手
以前から、薬や健康食品をドラッグストアでたびたび購入していました。社会的にも健康意識は高まっていますし、そういった分野で活躍し、多様な経験を積んでみたいと考えたのが転職のきっかけです。街なかでアルフレッサグループのロゴがついた車を見かけることもよくあったので、グループそのものに親しみがあったのも理由の一つです。自分がより関心をもつ業界で何かしらの成果を残したいと考え、入社を決めました。
入社後に経験した
いい話
知っているつもりになっていた商品でも、仕事という新たな視点をもつことで、さらなる発見があることは少なくありません。扱う商品が多種多様なのですべてを把握するのは現実的に難しく、常に勉強している状況です。ただそれも、他業界から転職してきた私にとっては「楽しいこと」。その知識をもとに、家族や知人にちょっとしたアドバイスを行えるようになったのは良い変化だと感じています。



