共に働く人々に向けて

基本的な考え方

「すべての人に、いきいきとした生活を創造しお届けします」というアルフレッサグループの理念を追求するためには、共に働く人々すべてが、心身ともに健全で、いきいきとやりがいを持って働ける労働環境を醸成することが重要です。
変化する社会環境を成長の機会と捉え、事業を成長させていくための源泉は、多様な人財活用と、育成が必須であるとの考えのもと、共に働く人々の人権を尊重し、より良い労働環境整備に向けて取り組んでいます。

アルフレッサグループ ダイバーシティ方針

アルフレッサグループは、多様な人財を積極的に受け入れ、多様な働き方を選択できる環境を整え、多様な才能を大切にします。
共に働くすべての人が、いきいきと活躍し能力を最大限発揮でき、挑戦し続ける企業文化を醸成します。

<アルフレッサグループの多様性>
性別、年齢、人種、国籍、障がいの有無、健康状態、文化・宗教、職種や雇用形態のほか、働き方や価値観など、外見だけではなく、個性や価値観などを含めた人財の多様性のことをいいます。

当社グループの原動力である多様な人財が存分に能力を発揮するため、「アルフレッサグループ ダイバーシティ方針」のもと、「ダイバーシティ推進」「ワーク・ライフ・バランス推進」の取り組みを一層推進し、共に働く一人ひとりが「能力を最大限発揮できる環境を整え」、多様な人財がいきいきと働く職場環境づくりを進め、個人の成長と幸せを追求するとともに、当社グループの持続的な成長を図ります。

ダイバーシティの推進

ヘルスケアコンソーシアム®の実現のためには、多種多様なニーズを的確に捉え、事業環境の変化に適応することが重要です。様々な価値観や個性のある組織を醸成することを目的に、女性の積極的な採用、登用を進めるとともに、高齢者や障がい者の雇用にも取り組み、個人の能力を最大限に発揮できる環境整備と多様な人財の活用を行っています。

人づくり

グループ各社が推進するのは、人の生命や健康に関連する事業であり、安定的な業務遂行が求められます。これを可能にするのは強い使命感を持つ1万人超のグループ社員です。当社グループでは、社員が最大の財産であると捉え、一人ひとりの個性や価値観を大切にしながら、グループ理念を共有し、実践する人財を育てています。

求める人財像

アルフレッサグループでは、理念体系「私たちの約束」を基に、共に働く人々の共通の価値観や行動原則を「グループ人財要件」として定めています。一人ひとりが日頃の業務を通じて実践することで、より高い次元のグループシナジーを生み、グループ理念の実現へとつなげてまいります。

人財育成方針

当社グループでは、「グループ横断的に推進する人財開発」と「グループ各社独自の人財育成」を融合させながら、グループの将来にわたる成長を牽引する人財の育成プログラムを整備しています。特に、当社が推進するグループ研修は、① グループ共通の人財要件の醸成 ②次代の経営幹部やコア人財の育成を目的に、年々プログラムを充実させています。
今後も、激変する経営環境下で当社グループが持続的に成長し、価値を創出し続けるため、人財に関する取り組みを強化していきます。

グループ研修

研修名 対象者
取締役・執行役員研修
経営者としての軸の獲得・会社の意思決定力の向上
取締役・執行役員
AEP (Alfresa Group Executive Program)
次期経営者の育成
部長
ASPAC (Alfresa Group Study Program Abroad Course)
グローバルな思考・視点の醸成
支店長・課長~執行役員・部長
ABS (Alfresa Group Business School)
次期経営幹部候補の育成
課長~若手支店長
チャレンジ3年目セミナー
入社3年目社員の挑戦心を啓発
入社3年目社員
フレッシュメンバーズセミナー
グループ理念の共有など
新入社員
病院担当者研修
病院の変化にマッチした営業スタイルの確立
30代前半の病院担当者

※ 網掛けは専門人財研修

関連するESGデータはこちらをご覧ください。(ESGデータ集)

人事評価

当社グループでは、共に働く人々が公平かつ納得が得られる人事評価を実施するよう努めています。グループ各社では、職能や業績(目標設定)による評価に、「コンピテンシー評価」「自己評価」などを加味した評価制度を導入しています。

ワーク・ライフ・バランス

ワーク・ライフ・バランス推進

ワーク・ライフ・バランスの推進によりメリハリのある働き方を促し、労働生産性を高めて共に働く人々がいきいきと働き続けることを目指し、残業時間削減や有給休暇取得促進などに取り組んでいます。また、育児・介護休業制度を利用しやすい環境づくりに取り組むとともに、グループ各社において、ジョブリターン制度の導入や育児のための短時間勤務適用期間の延長、育児手当支給等、制度の拡充を図っています。

関連するESGデータはこちらをご覧ください。(ESGデータ集)

働きやすい労働環境と健康増進

健康・医療分野で活動する当社グループは、共に働く人々の心身の健康の維持・増進を重要な取り組みテーマと位置づけています。
 グループ各社では、定期健康診断を実施し、健康診断の結果、有所見者となった方への2次検査受診の促進を行うほか、女性がん検診の支援拡大や、健康管理システム導入による検診結果の推移の見える化や健康増進教育等、取り組みの充実を図っています。また、メンタルヘルスを維持するための取り組みとして、グループ各社で実施するストレスチェックのほか、共に働く人々やその家族も適時相談できる「アルフレッサグループこころの相談窓口」を設置し、悩みの解決の支援や、心の不調の早期発見に努めています。

安全衛生の取り組み

製造事業を中心にリスクアセスメント方式を導入し、労災事故を未然に防ぐよう方針を掲げ、安全衛生活動に取り組んでいます。

労働組合との関わり

当社グループでは、労使双方による相互信頼と協力が、今後のグループの発展につながると考えています。グループ各社の労使間で定期的な対話の機会を設け、互いに協調し、風通しのよい関係を構築することをめざしています。